うたかた月夜 メイン公演 第3弾  タイトル:「人形奏鳴曲〜マリオネットソナタ〜」(脚本:柊 琉姫・光璃) 公演日程:6月24日 公演会場:アマツ西境内 公演時間:1時間40分前後!?・舞台挨拶20分・約2時間 備  考:劇団Snowdrop共演 配  役 姉 :柊 琉姫 (うたかた団長) 妹&人形 :光璃  (Snowdrop団長) 姉の父  :水島和夫 (うたかた月夜) 研員A :紅暁     (うたかた月夜) 国家C :CHEVRE (うたかた月夜) 国家D  :ディアーヌ (Snowdrop) ナレーション :陽菜 (うたかた月夜) 警備団  :水島和夫or柊琉姫 別キャラ --------------------------- 公演前準備 ○『毒瓶』を光璃さんに渡してある ○『少女の日記』を陽菜が持っている ○『FWスクロール』を水島さんが持っている ○『イグ葉』を水島さんが持っている ○『宛てのない手紙』を光彩さんが持っている ○『研究室へのパス』をディアさんが持っている ○『サングラス2つ』を水島さんが持っている ○『ロザリー』を光彩が持っている ○『包装されたP箱』を琉姫が持っている ○琉姫、光璃が食料を持っている ○陽菜さん『オペラ仮面』を付けて社の中に待機している --------------------------- <公演挨拶テンプレート : 陽菜> 陽菜=社から舞台へ 本日は劇団うたかた月夜のメイン公演 劇団Snowdrop合同劇にお越しいただき、誠にありがとうございます 今宵、あなたがたを不思議な世界へと誘いましょう・・・ その世界とは私が話す事を実際に映像化出来る世界 今日はある少女が書き残した日記について語りましょうか みなさんも理解っている思いますが 諸注意だけお知らせしておくとしましょう こほん・・・ 1.今回はメイン公演なのでオープンチャットは禁止です   チャットルームを出すのは構いませんが セリフを聞き逃すこともありますので早めに閉じるようにしてください 2.演出の妨げになる可能性があるため   背の高いペコ騎士さんや鷹使いさんは   画面両端か、申し訳ありませんが解除するようお願いします   鷹に関しては舞台にかからなければ問題ありません 3.劇団員の別キャラが客席からスキルを使うことがあります   演出ですのでお静かにご観劇ください 4.ペットは卵に、ホムンクルスは安息をお願いします。   劇に熱中しすぎて、えさを忘れて逃げられたということが   起こらないための措置です 5.この世界では召喚は禁止です   枝などの行為は絶対におやめください   もし召喚された場合は、殲滅にご協力ください   また倒れた方はリログを行うようお願いします   それでは、読み聞かせましょう・・・ 目を閉じて・・・ ナレーション スキル エンジェランス 陽菜は「少女の日記」を落として、ナレーション位置へ −−−−−−−−−−−−−−−− ↓舞台本編 序章 −−−−−−−−−−−−−−−− 琉姫=舞台右からIN 陽菜の落とした「少女の日記」を拾う 琉姫 私は毎日、この本に日記を書いている・・・ この本には私が体験したこと、想ったこと 嬉しかった事、悲しかった事・・・ いろいろな思い出が詰め込まれている 1つ1つが私の大切な宝物 大事にしたいから、忘れたくないから     私は毎日の出来事をこの本に綴っていくの・・・ ナレーション スキル エンジェランス 琉姫=舞台左へOUT 光璃=舞台の上に上がって、毒薬を使って倒れる    水島&紅暁=舞台に上がって準備完了    立ち位置は下記のとおり(あくまで目印) □□□□□□□□□ □□□□妹□□□□ □□□父□□□□□ □□□□□□A□□ ナ□□□□□□□□ ナレーション=灯篭下から舞台左下に上がってから発言開始 ナレーション シュバルツバルト共和国ジュノー領土     リヒタルゼンにある地下擬似生命研究所・・・ 水島は10年という長き歳月に渡り、極秘裏にある研究を進めていた・・・ その研究とは「ホムンクルス」の製造 そして、今ここに白銀の長い髪と蒼い瞳を持つ     少女の姿をした生命体が誕生の時を迎えようとしていた  ナレーション=灯篭下に退場 (やや間をあける) 紅暁  ・・・さぁ、博士 ホムンクルスに心を与える処理に入りましょう 合図を送りますから、言魂を吹き込んでください   紅暁=少し離れて、舞台右を見るようにする      動きとしては、何かを機械を操作するような感じ 水島 あぁ、今度こそ成功させてみせるさ・・・   紅暁=やや間をあけた後に光璃の方向へ向く 紅暁 今です! 水島 我が言葉を生命の糧として蘇れ! 水島=アイテム イグドラシルの葉使用 画面上のリザレクション文字が言魂の変わりになります   妹が蘇り、客席側を向いて、その場でキョロキョロし続ける 光璃 (エモ /doridori )(首振りを繰り返す) 紅暁  やった!成功だ! 水島 第一段階はな・・・ あとは本当に心が備わったのかを確認しないと・・・ 紅暁  そ、そうですね ここまでは過去にも成功してましたし・・・ 水島 ・・・そうだな   さてと、おはよう 光璃 お・・は・・よう? おはようって・・・、何・・・? 水島 おはようは、目覚めた時にいう言葉だよ 光璃 目・・・覚め? 水島 まだ知識と心がうまく結びついていないようだね 紅暁 そうですね 光璃 わた・し・・・ 水島 君の名前は光璃だよ 光璃 ひ・・・かり? 水島 そうだよ 君はね、私たちが作り出したホムンクルスなんだ 光璃 ほも・・・くるしい? 紅暁 ホモ・・・ (エモ /汗 ) 水島 (エモ /笑い ) まぁ、少しずつ覚えていけばいいさ まだ時間はあるのだから・・・ 光璃、よろしくな 光璃 ・・・よろ・・・し・・・く 紅暁 さて、博士・・・ まずは光璃の身体の具合が     正常であるかどうか調べないと 水島 そうだな・・・ いろいろと検査しないと 光璃、こっちへおいで 光璃 ちゅうしゃするの? それはやだ・・・ 紅暁  (エモ /笑い )     大丈夫!全然痛いことはしないからね     さあ いこうか・・・   3人=舞台左にOUT ナレーション スキル エンジェランス −−−−−−−−−−−−−−−− ↓舞台本編 第一章 −−−−−−−−−−−−−−−−   ナレーション=舞台左下に上がってから発言開始    発言が終わったら、元の位置に戻る ナレーション ホムンクルス「光璃」が誕生して一年が過ぎた・・・ 博士は光璃の更なる運用研究のため 娘の待つ我が家へと光璃を連れて訪れていた □□□□□□□□□ □□□□□□□□□ □父□妹□□□□□ □□□□□□□□□ □□□□□□□□□ 水島 さぁ、ここが私の家だよ、光璃 今日からお前はここで暮らすんだ 光璃 凄く広い庭園だね・・・ ねぇ、父様も一緒に住むの? 水島 いや、私はまだやらなければならないことがあるから あぁ・・・でも、1人じゃないぞ! ここには私の娘が住んでいるから 光璃 父様の娘って、私と同じホムンクルス? 水島 いや、それは違うが・・・    (やや間をあける) 水島 今日からお前のお姉さんになる人だ さぁ、行こうか・・・ 光璃 (エモ /… ) 私の・・・、お姉さん・・・ 水島&光璃=舞台左からOUT   境内をぐるっと回って右からIN   室内では、光璃は水島の後ろに隠れるようにしていること □□□□□□□□□ □□□□□□□□□ □姉□□□□父妹□ □□□□□□□□□ □□□□□□□□□ 水島 ただいまー おーい!琉姫 琉姫=立ち上がって舞台中央へ移動 水島 1年ぶりだな、琉姫・・・ 元気だったか? (間をあける) 琉姫 ・・・何のよう? 1年前の研究資料でも取りに来たの・・・ だったら、早く持って行って研究室へ帰れば? 琉姫=舞台左に移動する 水島 いや、ちょっとお前に頼みがあってな・・・ 琉姫 頼み? 光璃=水島の後ろからひょこっと姿を出す 琉姫 エモ /! 誰・・・、その子・・・ 水島 あ、紹介しよう この子は光璃という子だ・・・ 琉姫 ・・・ひかり?   光璃=左に2マス(下記の場所)へ移動する □□□□□□□□□ □□□□□□□□□ □□□姉□□父□□ □□□□□妹□□□ □□□□□□□□□ 水島   光璃、お姉さんに挨拶しなさい 光璃 ・・・はじめまして 水島=2マス左に移動してから発言 水島 頼みというのはこの子のことだ 光璃 ねぇ、父様・・・ 琉姫 (エモ /! ) 父って・・・ あんた!母が亡くなってから一体、何処で何してたのよ!! (エモ /e1 ) 水島 ・・・今は答えることができん 一通りのことは光璃に話してあるが・・・ まぁ、面倒を見てやってくれ 琉姫 ・・・ 水島=光璃のほうを振り向いてから発言 水島 ちゃんとお姉さんの言うことを聞くんだよ 光璃 はい、父様 水島 琉姫、後は頼んだぞ 水島=は舞台右へOUT (少し間をあける) 光璃=1歩琉姫に近づく 光璃 あの〜、お顔が優れないみたいですけど? 琉姫 あんたには関係ないでしょ・・・ 光璃 エモ /! 琉姫 この数年間・・・ 私はずっと1人で頑張ってきたのに・・・     あの男はこんな子を作って・・・ 光璃 あ、あの・・・ 琉姫 なによ? 光璃  お名前・・・聞かせて貰っても良いですか? (やや間をあけて) 琉姫 ・・・琉姫 光璃 琉姫・・・お姉ちゃん・・・ 琉姫 お姉ちゃんって呼ばないでよ!家族じゃないのに!! (エモ /くすくす ) (少し間をあける) ・・・そんなに家族になりたいならなってもいいよ 「おかえりなさい、光璃ちゃん」 どう?新しい家族に出迎えてもらえてうれしい? エモ /くすくす 光璃 エモ /…   姉と妹はその場に立ち止まったままでいる    ナレーションはエモが消えたら下記左の位置から    舞台中央に移動して発言を開始する □□□□□□□□□   □□□□□□□□□  □□□□□□□□□ → □□□□□□□□□ □□□姉□□□□□   □□□姉□□□□□ □□□□妹□□□□ → □□□□妹□□□□ □□□□□□□□□   □□□□ナ□□□□ ナレーション 母を亡くし、父からは疎遠となり、     ずっと1人で暮らしてきた少女「琉姫」 そして、父が連れてきたホムンクルスの少女「光璃」 最初はぎこちなかった琉姫と光璃の2人の生活 だがいつしか「光璃」の存在は琉姫にとって     かけがえのない存在となっていった・・・ ナレーション うたかた月夜公演『人形奏鳴曲〜マリオネットソナタ〜』 スキル エンジェランス   姉は舞台左に、妹は舞台右にOUT −−−−−−−−−−−−−−−− ↓舞台本編 第二章 −−−−−−−−−−−−−−−− ナレーション 光璃が琉姫の家に来て半年が経過した あいかわらず水島は研究に没頭し、家には戻ってはこなかった・・・ ナレーション=舞台左下へ移動してから発言 ナレーション 最初は光璃を毛嫌いしていた琉姫も、いつしか心を開き 今では日記にこう書き残している・・・ 「でも、私はもう1人じゃない」 「今の私には光璃がいてくれるから」 ナレーション=元の位置に戻る   水島と紅暁=舞台右からIN      舞台中央へ移動する 紅暁 博士、あれからもう半年ですよ そういえば先日、一度お帰りになったみたいですが いかがでした? 水島 あ〜、あいかわらず娘の反応は薄かったが 昔に比べて、妙に優しくなっていたみたいだったよ 光璃もずいぶん順応しているみたいだったしな 紅暁  そうですか それはなによりですねぇ 我々の研究も全て順調だし・・・ 水島 そうだな (エモ /あはは )     どうだ?今夜一杯やらないか? 紅暁  いいですね〜     実はですね・・・年代物の・・・ 超!高級ワインを購入しておいたのですよ 水島&紅暁 (エモ /笑い )       水島  さて、それじゃグラスを用意するか 水島=舞台左側にグラスを取りに行くような動き 紅暁=水島とは逆方向を向いてエモを出す 水島 グラス・・・って、ここには試験管しかないのか・・・ 紅暁  エモ /!  は・・・博士! 水島=紅暁の方をむいて台詞 水島 ん?どうしたんだ 紅暁 何者かがコンピュータに侵入された痕跡が! 水島 なんだと! データは盗まれていないだろうな!? 紅暁 調べてみないと・・・     ですが、ここのセキュリティーは万全なのに・・・ (やや間を空けて) 紅暁  博士・・・、もしデータが流出していたらまずいですね 予定より早いですが、研究を次の段階に進めないと・・・ 水島 もう少し様子を見守りたかったのだが・・・ ・・・やむをえんか (やや間を空けて) 水島 すぐに次段階へと事を進めよう! 準備をしておいてくれ 紅暁  わかりました   水島=舞台左にOUT    紅暁=舞台右にOUT ナレーション スキル エンジェランス   琉姫=舞台右からIN    料理を作っているような歌を歌いながら演じる 琉姫  (当日のお楽しみ〜) よし、これでOK〜   光璃、夕食だから準備を手伝ってくれる〜?   光璃=客席から見えない舞台右にいること      PT合図で舞台へIN 光璃 は〜い! お姉ちゃん、今日のご飯はなに? 琉姫 うふふ、光璃の好きなハンバーグよ 光璃 やったぁ〜 それじゃ、早く食べられるように手伝うね   琉姫=舞台左に待機 光璃=舞台をうろうろする 琉姫 ひかり〜、棚から小皿を持ってきてくれる ちょっと今、手が離せなくて・・・ 光璃 は〜い   光璃=舞台右端に移動してから、すぐに姉の近くへ移動 光璃 ねぇ〜、このイルカの小皿でいい? 琉姫 えっ、イルカ!? 光璃 えへへ、お姉ちゃん、イルカ好きでしょ? お姉ちゃんの部屋・・・ イルカグッズがたくさんあったもん! 琉姫 よく見ているわね ・・・その小皿はね 私の亡くなった母さんが誕生日の時に買ってくれた物なの それからかな? 私がイルカ好きになっちゃったのは・・・ (エモ /笑い ) 光璃 ねぇ、お姉ちゃんのお母様・・・     ・・・どんな人だったの? 琉姫 そうねぇ・・・     とっても優しくて、料理がうまくて、尊敬できる人     長い銀髪がとっても良く似合ってた・・・ (光璃をみながらエモ /! ) 琉姫  そういえば少し光璃に似てるかな     儚げな感じとか・・・雰囲気も・・・ そういえば、光璃の耳ってちょっと長い? 光璃 え、そう? 琉姫  気のせいかな・・・     あ、料理が冷めないうちにいただきましょう 光璃  は〜い にんじんとか食べられるものを食べる おもちやアイス等の効果が現れるものを食べて もし変化があったら、アドリブで対処 琉姫 ・・・ねぇ 光璃? 光璃  ん? 琉姫  今日って何の日だと思う 光璃  今日?     ・・・うーん 何かあったっけ? 琉姫 今日はね・・・ 光璃が家に来て半年目なんだよ 光璃 わ!もうそんなに経つんだ・・・ 時が流れるのは早いね〜 琉姫 ・・・それでね あなたに半年記念のプレゼントがあるの 光璃 プレゼント? 琉姫 そう、私がこっそり作っておいたケーキと 琉姫=包装されたP箱を落とす 光璃=P箱を拾う 琉姫  イルカの小皿と一緒に、母さんから誕生日にもらったペンダント 光璃 母様から・・・って それって大事な形見なんじゃ・・・ (エモ /汗かき ) 光璃 そ・・・そんな大切なもの貰えないよ 琉姫 光璃、あなたに貰って欲しいの あなたが来てからの半年間・・・、 無色だった私の心に色が戻り始めたの・・・ これからも一緒にいて欲しいから・・・     私の大切なものをあなたに貰って欲しい 光璃、後ろを向いて・・・ 首にかけてあげるね 光璃=琉姫とは反対を向き、琉姫はすぐ後ろにつく    エモで喜びの表現をしてください 光璃 うわぁ〜、綺麗なロザリオ・・・ ありがとう、大切にするね 琉姫 ふふ、裏には私の名前が彫ってあるんだよ 光璃 ・・・ほんとだ!     いつでも一緒って感じするね 琉姫 これからもよろしくね、光璃 光璃 こちらこそ 琉姫 それじゃ、片付けて一緒にお風呂に入りましょうか 光璃 は〜い (間をあける)   父は客席の反対に立っている状態で発言 □□□□□□□□□ □□□□□□□□□ □□姉□□□妹□□ □□□□□□□□□ □□□□□□□□□ | | |   客 席  | | | −−−−−−−−−     父 水島 琉姫、光璃、すまない・・・ お前達を守るためには、もうこうするしかないんだ・・・   琉姫と光璃=舞台左にOUT 水島=蝶でセーブポイントへ −−−−−−−−−−−−−−−− ↓舞台本編 第三章 −−−−−−−−−−−−−−−−   ナレーション=舞台左下に上がってから発言開始 ナレーション 楽しい一時とはすぐに過ぎてしまうもの・・・ 昨日が楽しければ、なおさら感じてしまうだろう 時間を記憶に留めておくために琉姫は日記を綴った 「何があっても一緒にいたいって思うのは」 「それだけ相手を大事に思うからだよね」 (少し間をあける) ナレション 光璃との絆を確かめた日から・・・3日後   琉姫=舞台左からIN       うろうろしながら発言 琉姫 光璃! 光璃〜? いないの〜?     おかしいわね・・・ 買い物にでも出かけたのかしら・・・   水島=舞台右からIN 水島 光璃はもういないよ・・・ 琉姫 エモ /! 父さん・・・ エモ /! いないって・・・ ねぇ、どういうこと!? 水島 ・・・琉姫、落ち着いて聞くんだ あの子はね・・・ 間をあけながら、喜びを現す以外のエモを使用する 琉姫 ホムン……クルス? 作られた人間だというの? 水島 そうだ 琉姫 あの子が・・・ホムンクルス そんな話信じられるわけ・・・ 水島 信じられなくてもこれは事実だ それを示すように耳が人よりも長かっただろう? 気づかなかったのか? 琉姫 そういえば・・・ 水島  あの子を連れてきたのは、「人」との交わりの中で どのように成長するのか見届けるため・・・ 琉姫 だったら! 光璃は凄く成長したわ! ここにきたばかりの半年前とは比べ物にならないくらいに     優しい心を持って・・・ 水島 それがダメだったんだよ     あの子は人に近づきすぎた・・・     作られた人形は人になってはいけないんだよ 琉姫 人形って・・・そんな物みたいな扱い・・・ エモ /! 光璃は一体どうなるの!? エモ /e1 水島 失敗作に与えられる道は・・・ 廃棄のみだ・・・ (琉姫 = エモ /! ) (琉姫=スキル:ボーリングバッシュ 父に近づいて発動(武器は持たず)) 水島=ボーリングバッシュを食らったら、舞台上を見てから、サングラスを落とす。    装備しているサングラスは装備解除    一度素顔を客席に見せてからサングラスを拾う 琉姫 ふざけないで!     あの子が失敗作?・・・人形ですって!     あんたよりも人間らしかったわ! 返してよ・・・私の妹を・・・ 光璃を返してよ・・・ 琉姫=その場に座って、舞台を背にする 水島 ・・・   水島=舞台右にOUT (間をあける) 琉姫 いつだってそう・・・ あんたはいつも無神経に私の大事なものを奪っていく・・・ 一体どれだけ私の心を傷つけたら気が済むのよ・・・   琉姫=舞台左に移動しながら、名前を呼んで移動する 琉姫 光璃・・・ 琉姫=舞台左にOUT −−−−−−−−−−−−−−−− ↓舞台本編 第四章 −−−−−−−−−−−−−−−−   ナレーション=舞台左下に上がってから発言開始 ナレーション 光璃がいなくなった日から、琉姫は日記を綴ることはなかった・・・ 光璃との楽しかった日々が書かれている日記を見るのが 琉姫には辛いことでもあったのだ それから、1ヶ月が経ったある日のこと・・・ スキル エンジェランス   水島と人形=舞台右からIN    琉姫=舞台中央に座って待機する    水島と人形=下記の位置に来てから演技開始 □□□□□□□□□ □□□□□□□□□ □□□姉□□父妹□ □□□□□□□□□ □□□□□□□□□ 水島 琉姫、今回も例の実験だ よろしく頼むよ 琉姫 また私を苦しめるというの・・・ まぁ、いいわ で、どのくらい人形と住めばいいの・・・ 水島  !? 人形・・・か (エモ /… ) 半年だよ 琉姫 ・・・そう そこに置いといて   琉姫=舞台左にOUT 水島 やっぱり光璃の事を根に持っているみたいだな・・・     まさかお前の事を「人形」と呼ぶとは・・・     あいつが最も嫌っていた呼び方のはずなのにな・・・ 光彩 ・・・ 水島 そんな目で私を見ないでおくれ・・・ こうするのが一番良い方法なのだから・・・     それじゃ頼んだよ 光彩 はい・・・、博士・・・   人形=舞台左にOUT、 水島=舞台右端(客席に声が届く範囲)で止まり       人形が舞台から居なくなるのを見届けてからセリフ 水島 私は最低だな・・・   水島=舞台右にOUT ナレーション スキル エンジェランス 紅暁=舞台左からIN    下記の場所で待機   水島=ぐるっとまわって舞台左からIN □□□□□□□□□ □□□□□□□□□ □□□□□□□A□ □□□□□父□□□ □□□□□□□□□ 紅暁 予定より早い段階での処置でしたが     なんとかうまくいったみたいですね (間をあける) 紅暁 博士? 水島 ん!ああ、すまない     そうだな、順調で良かった・・・ 紅暁 あの、はか・・・ ナレーション=キリエを自分にかけて音効果 □□□□□□□□□ □□□□□□□□□ □デ□□□□□A□ □P□□□父□□□ □□□□□□□□□ 水島 (エモ /! ) CHEVRE ちょっとお邪魔しますよ ディア お邪魔しま〜す 紅暁 なんだ、お前たちは!? ディア うわ、汚い部屋だね〜 CHEVRE ですね〜 さっさと用事をすませて退散しますか 紅暁 なぜこの研究室に入れたんだ・・・ 許可証もないのに・・・ ディア ん〜、だってパスを持っているからね〜 ディア=研究室へのパスを落とす CHEVRE ふふふ、ちょっと必要だったので偽造させてもらいましたよ CHEVRE、博士の近くに寄る(2マスほどあける) □□□□□□□□□ □□□□□□□□□ □デ□□□□□A□ □□P□□父□□□ □□□□□□□□□ CHEVRE さてと・・・お久しぶりですねぇ 博士? 水島 やはりお前か・・・CHEVRE CHEVRE 覚えていてくださって光栄ですよ、博士・・・     ところで我々が何の用事でここにきたのかは・・・     賢いあなたならもうおわかりですよねぇ? 水島 夕食にご招待した覚えはないんだがな・・・ (エモ /くすくす )      CHEVRE (エモ /笑い ) なかなか面白いことを言うようになったではありませんか 紅暁 博士、パソコンに侵入したのはこいつらでは・・・ 水島 あぁ、そうだろうな・・・     ホムンクルス研究の成果をかぎつけてきたってところか     シュバルツバルト共和国の犬共が・・・ CHEVRE (エモ /あの ) やれやれ・・・、ずいぶんな言い方ですねぇ?     あなたがたの研究には、我々も多額の資金を援助しているのですよ・・・     それもお忘れですか? 水島 ふん!軍事利用だと知っていれば援助など・・・ CHEVRE だが、援助を受けてきたことは事実!     我々のおかげで研究が進められてきたのです・・・     だったら・・・ (やや間を空ける) CHEVRE 喜びも悲しみも共に分かち合うべきではありませんか? 成功したのでしょ?ホムンクルス製造に・・・ 報告では「いまだ成功例はなし」となってましたけど 数日前にあなた方のコンピューターに侵入させて貰ってわかりました 水島 ・・・ CHEVRE 渡して貰いましょうか・・・ 完全体のホムンクルスを作る あなた方の研究資料の全てを・・・ 水島  断る・・・と言ったら? CHEVRE この部屋に真っ赤なじゅうたんがしかれることになるかもしれませんねぇ (エモ /くすくす ) 水島  なにをする気だ CHEVRE ディア!    ディア=ディデクティングを紅暁に向かって放つ) 紅暁=それを受けて座り込む 水島  紅暁!?     きさまら・・・ CHEVRE 大人しく資料を渡しなさい     そうすれば我々もこれ以上手荒なマネは・・・ 水島  残念だが・・・資料はもうここにはない CHEVRE 嘘はいけませんよ?博士 水島  ふん!嘘を言ってどうなる?     ・・・立てるか?紅暁 紅暁  は、はい・・・なんとか 水島  そうか、よし!お前はすぐに脱出しろ そして、セージキャッスルへ行け! CHEVRE 何をブツブツ言っている!? 紅暁  し、しかし、それでは博士が・・・ 水島  私のことは構うな     すぐに追いつく・・・     分かったら早くいけ 紅暁   ・・・博士 ご無事で 紅暁=スキル IAをかける(走り去る準備) ディア 私が逃がすと思うのかな〜? 水島=自分の真上にファイアーウォールを使う □□□□□□□□□ □□□□□□□□□ □□□□デ炎□A□ □□P□□父□□□ □□□□□□□□□ 水島  お前達の目的は私だろう? 紅暁 博士! 水島 早く行け! 紅暁=舞台右へOUT CHEVRE 逃がしたか、まぁ、いいさ 後で探し出してからじっくり・・・ 水島 (エモ /くすくす ) それは無理な話だな・・・ CHEVRE (エモ /! ) 何を余裕ぶっているのです?     あなたの生命を奪ってから資料をさがすことだって     出来るんですよ? 水島 私がさっき紅暁に言った話が聞こえていなかったようだな ディア ・・・!?     CHEVRE、何か火薬のような臭いがするぞ・・・ CHEVRE なんですって?     博士!あなたまさか・・・? 水島 さっきの炎はそいつの足止めだけじゃない 研究室を破壊するための起爆スイッチでもあったのさ 私の研究の全てを塵にするためにな   メイフィア=FWを客席の反対側に設置して音効果 CHEVRE く・・・そこまでしても渡したくないということか! 味なマネを・・・   FWをキャラクターの手前に設置    父はFWが出た直後に発言出来るようにしておく FWはエンジェランスがなるまでどこか見える場所で燃やしておくこと □□□□□□□□□ □□□□□□□□□ □□デP□□父□□ □□炎□炎□炎□□ □□□□□□□□□ 水島 お前達の好きにはさせはしない     ホムンクルスは・・・人形じゃないんだ! 水島=セリフが消えたら、蝶を使ってセーブポイントへ       父は次の登場が客席からなので、客席にもぐりこんでいてください     メイフィア=定期的にいろいろな場所でFWの音効果 CHEVRE おのれ 水島     我々も早く脱出しますよ!ディア! ディア は〜い CHEVREとディア=蝶で舞台からOUT ナレーション スキル エンジェランス −−−−−−−−−−−−−−−− ↓舞台本編 第五章 −−−−−−−−−−−−−−−−   琉姫=舞台左からIN 琉姫  あの人形って光璃に似ているけど 似たような容姿でしか作られないのかしら・・・ そういえばあの人形の目は紅い・・・ 人形=舞台右からIN 光彩 ・・・琉姫様 どうかなさいましたか?     ご気分でも悪いのでしたら横になられた方が 琉姫 何でもないわ     別に気分も悪くないから大丈夫 光彩 ・・・そうですか そろそろ夕食ですか? それじゃお手伝いを・・・   ナレーション=スキル キリエを自分にかける 琉姫 ・・・あ、お客さんかな 光彩、ちょっと見てきて 光彩 ・・・かしこまりました   ディア=舞台右からIN        室内に強引に入ってくる感じ □□□□□□□□□ □□□□□□□デ□ □□姉□光□□□□ □□□□□□□□□ □□□□□□□□□ ディア 鍵が開いていたから勝手に失礼するね〜 琉姫 だ、誰!? CHEVREが遅れて舞台右からIN CHEVRE すいませんね・・・ あなたの父上が、この家に資料を隠してないかと思いましてね     一応捜索のために寄らせていただきました 琉姫 あなたたちはいったい・・・ CHEVRE あ、失礼しました 私たちはシュバルツバルト共和国の者です あなたの父がホムンクルスの製造書を ここに隠している可能性があるので調べさせてもらいますよ 琉姫 そんなもの・・・、あるわけないじゃない・・・ CHEVRE 一応確認させて貰いますよ 国家2人は舞台をうろうろする □□□□□□□□□ □□□□□□□光□ □□P□□□□姉□ □デ□□□□□□□ □□□□□□□□□ CHEVRE おや、この服は・・・ 琉姫 エモ /! それは光璃の・・・ さわらないで!   服を奪い去るようにして、かなりCHEVREとの距離をあける CHEVRE ・・・光璃? 確か博士の完成させたホムンクルスも     そんな名前だったはず     ・・・やはりここは何か匂いますね ディア どうかしたの〜? CHEVRE ディア この家を徹底的に・・・ ディア お!暴れていいの〜? ディア 2.3カ所で適当にMB 空を切ってください 琉姫  やめて!家の中を荒らさないで ディア だったら隠した資料の場所を言ったら〜? 琉姫  本当に知らないのよ! ディア 隠すとタメにならないよ〜 (エモ /くすくす ) ディア=少し琉姫に近づくように移動 光彩=ディアと琉姫の間に入る □□□□□□□□□ □□□□□□□□□ □□P□デ□光姉□ □□□□□□□□□ □□□□□□□□□ 光彩 そこまでにしてもらおうか 勝手に上がり込んできたかと思えば 訳の分からないことを言って・・・ ここには何もない!お引取り願おう ディア 邪魔するとあんたも痛い目にあうよ! (エモ /くすくす )   ディアは人形に近づく 光彩 ・・・・!? その長い耳に蒼い瞳は・・・ お前、ホムンクルスか・・・!? CHEVRE おや!気がつきましたか? そう ディアは侵入したコンピュータの最新データを元に     我々が作り出したホムンクルスです     もっとも、ディアの前は人の形ですらなかったですけどね エモ /笑い (やや間をあけて・・・) CHEVRE あなたもホムンクルスをご存知とは・・・ ディア ご存知とは〜 CHEVRE ディア、マネはよしなさい やれやれ やはりこいつも失敗作か     感情があまりにも不安定で困る・・・     心の作り方だけは侵入したコンピュータに書かれてなかったし ディア 私は無敵だぁ! CHEVRE 水島のことだ・・・     最も大事な所は手書きで残しているはず・・・     まったく何処に隠してくれたのやら・・・  光彩  心の作り方を見つけて、お前達に何の利点があるんだ! CHEVRE ・・・妙な質問をしてくるのですね     安定した心のホムンクルスを作り出せれば     教育次第でいろいろな用途に使えるようになるでしょう?     愛国心を植え付ければ戦争の道具に・・・     服従心を植え付ければ最高の奴隷に・・・     これは大きなビジネスになりますよ 光彩  ふざけたことを! CHEVRE なぜあなたが怒るのです? ん? あなた・・・、髪で隠れているけど その耳は明らかに人とは違って長いですね まさか!水島に作られたホムンクルス・・・     でも、瞳の色が紅い・・・ 光彩 ・・・ ディア ふふふ、ホムンクルスだったら ちょっと遊んでもいいよね〜!? ディア=光彩に攻撃スキル  光彩=座り込んでロザリーを落とす  琉姫=落とされたロザリーを拾う 琉姫 ・・・・これって         CHEVRE ディア 手荒なマネはよしなさい     可愛そうじゃありませんか (エモ /くすくす ) ディア だってホムンクルスはこのくらいじゃ壊れないでしょ それに飽きてきたんだもん ディア=光彩に再び攻撃スキル 光彩  つっ・・・・ 琉姫  やめて!もうやめてよ・・・ 血が出てるじゃない・・・ CHEVRE あなたが悲しむ必要はないじゃないですか・・・     彼女は人形なんだから・・・      琉姫  人形・・・ 光彩は人形なんかじゃない     ホムンクルスは人とともに生存していくための・・・ CHEVRE ・・・所詮あなたも水島の娘ということですか     甘いですね・・・ ホムンクルスはただの人形ですよ 琉姫  違う!     ホムンクルスだった光璃は私に教えてくれたわ     ホムンクルスは人形なんかじゃない 心を持った人間よ! 人間なのに、あなたたちのほうがよほど機械的で人形みたいだわ! CHEVRE ・・・ディア ディア ・・・やってもいい? CHEVRE 殺さない程度に・・・     もしそいつが資料の場所を知っていたら困るのでね      ディア わかった・・・ (エモ /くすくす  琉姫に近づく) 光彩  琉姫様に・・・手を出すな CHEVRE ほお、あれだけの攻撃を受けてもなお喋れますか・・・ さすがは体質強化されたホムンクルス・・・     それにしても随分感情の激しい・・・ 資料を探すよりもあなたを捕らえて分析した方が良さそうだ・・・     さしずめ、水島が残した資料とは あなた自身なのかもしれませんね・・・     ディア!そいつを生け捕りにしなさい! ディア は〜い ディア=光彩の近くによる  光彩=素早く立ち上がりディアにスピアスタブ     ↑またはライトニングボルトの書でもいいかも? ディア あれ? なんか身体が動かない CHEVRE なんですって?     お前、一体何を・・・ 光彩  一時的にホムンクルスの生体機能を痺れさせただけ 琉姫様を逃がすだけの時間が稼げれば・・・ CHEVRE く・・・     ディアしっかりしなさい ディア そんなこと言われてもなぁ・・・     何かピリピリして動けないんだもん 紅暁=舞台右からIN 紅暁 琉姫さん!光彩!無事ですか? 琉姫  あなたは・・・父さんの? 紅暁 CHEVRE! 不正を働こうとしていたジュノーの一部幹部は 裏がとれて失脚したぞ! CHEVRE な、なんですって!? 紅暁 あなた達はもうただの犯罪者だ     国から追われる身になったんですよ (エモ /くすくす ) CHEVRE ディア、早く逃げ・・・ 紅暁 ・・・無駄ですよ      この家の周りはすでに プロンテラとジュノー警備団によって包囲されています! 逃げ場はもうありません 警備員=舞台右からIN 警備員 CHEVREだな?     国家反逆罪で身柄を確保させて貰う 証拠として、そのホムンクルスも連行する! 警備団&CHEVRE&ディア=舞台右のぎりぎりまで歩く ある程度のところで止まって光彩の台詞まち 光彩  待て!     博士は・・・博士はどうした? CHEVRE さあな・・・ この台詞の後で警備団&CHEVRE&ディア 完全に退場   紅暁 我々の研究のせいで怖い目にあわせてしまって     申し訳ありませんでした・・・ 裏をとるのに苦労してしまって・・・ 琉姫  いいえ それより、父さんが・・・どうかしたの? 紅暁 そのことはいずれ・・・     ・・・私も警備団につきそわないといけないので     これで失礼します 紅暁=舞台右からOUT 琉姫  ・・・・ 光彩 琉姫様、とんだ騒ぎでしたね すぐに片づけますので・・・ (間をあける) 光彩 琉姫様?博士は無事ですよ・・・ 大丈夫、信じましょう・・・ きっとあの人は戻ってきますから あ、そうだ 光彩=舞台右に移動して、戻ってくる仕草 光彩 琉姫様 このイルカの小皿を使って、これからご飯を食べませんか? 琉姫様はイルカがお気に入りでしたものね 琉姫 (エモ /! ) 光彩 その前にこの部屋を片付けないと・・・ 琉姫 ねぇ、光彩・・・ このペンダント・・・ なんで、あなたが持ってるの? 光彩 あ、いつのまに・・・ (間をあける) 琉姫 それにその小皿だってそう・・・ 置き場所は私と光璃しか知らないはずなのになんで知っているの? 光彩 ・・・琉姫様 琉姫 ねぇ、・・・あなた、光璃じゃないの? 光彩 琉姫様、お気持ちはわかりますが・・・     あの子はたしかに・・・ 琉姫 でも、ずっと気になっていたの 私にはそうとしか思えなくて・・・ (間をあける) 光彩 ふぅ・・・琉姫様 博士からお手紙を預かっています 琉姫 父さんから・・・手紙? 光彩 時期が来たらあなたに見せるようにと・・・ 多分・・・今がその時期なのでしょうね  ▽人形は「宛てのない手紙」を落とす   姉はそれを拾う (かなり間をあける) 琉姫 琉姫、お前がこの手紙を読んでいるということは もしかしたら私はこの世にいないかもしれない・・・ お前には散々迷惑をかけたね >父、立ち上がって客席から台詞 水島 私がこの10年間研究していたのは 私が生涯愛した、たった1人の妻を蘇らせるため・・・ 光璃はそのための試作品だった 初めて心を持った光璃を人と接することで 何処まで適用できるのか見たのちに妻を蘇らせようとした・・・ 琉姫 お母さんを蘇らすなんて・・・ 水島 だが、ホムンクルスを悪用しようとする者が現れた このままではホムンクルスたちの未来がすべて絶望的となってしまう 光璃にはホムンクルスとしての情報が全て組み込まれているが あの子は戦闘向けではない このまま光璃が存在していることは、全てのホムンクルスたちに対して 危険だと判断した私は・・・ 心を持った光璃を処分しようと決めた・・・ そして、光璃を処分する時に私は気づいたんだ 悪用しようとするやつらと同じように・・・ 私も生命をもてあそぼうとしていたことに・・・ >蝶で客席から消える (間をあける) 光彩 何が書いてありましたか? 琉姫 ・・・ホムンクルスのこと     私のお母さんを蘇らせようとしたって・・・     光璃はその試作品だって・・・      (やや間をあける) 琉姫  だから光璃はお母さんに似てたんだね 光彩 ・・・ 琉姫 それから一番最後に・・・ あなたへのメッセージも書いてあったよ 光彩 メッセージ・・・ですか? 琉姫 この手紙を琉姫に渡したらもう隠さなくていいよって 光彩  ・・・父様 (やや間をあける) 光彩  琉姫様・・・ その光璃の服を貸して貰えますか? 琉姫  あ、うん 光彩  少し待っていて下さいね 光彩=舞台右からOUT 光璃へチェンジ 光璃 やっぱりこの服のほうが似合っているなぁ〜 でも、身体が変わったからちょっときついかも・・・ 光璃=琉姫に近寄る 琉姫 ほんとうに光璃なの・・・ 光璃 ただいま!お姉ちゃん やっと・・・、光璃として「ただいま」が言えたよ・・・ 琉姫 でも、なんで・・・ あなたは廃棄されたはずじゃ・・・ 光璃 うん 私の身体はたしかに廃棄されたみたい 気が付いたらあの姿になってベットの上に寝てて 父様は詳しくは教えてくれなかったけど 時期がくるまで新しい名前ですごしなさいって・・・     それと、お姉ちゃんにもばらしたらいけないよって・・・    ごめんね・・・、ずっと黙ってて・・・ 琉姫 ううん、気にしないで あ、そうだ 戻ってきたんだから、言ってあげなきゃね おかえりなさい、光璃 もう・・・何処にも行かないでね・・・ 光璃 うん 行かないよ・・・約束する お姉ちゃんと一緒にいるよ 琉姫 (エモ /あはは ) そうだ!光璃のために大好きなハンバーグを作るね 光璃  くすくす、はりきりすぎて怪我しないでね 琉姫  大丈夫よ♪それじゃ準備準備〜〜♪ (姉 舞台左にOUT) 光璃 父様・・・、どうかご無事で・・・     あ!手伝うよ〜 (妹 舞台左にOUT) >ナレーションは1歩舞台に上がり、舞台中央右に移動しつつ語りを始めてください  中央で語りが終わったら、元の位置に戻って下さい □□□□□□□□□   □□□□□□□□□  □□□□□□□□□ → □□□□□□□□□ □□□□□□□□□   □□□□□□□□□ □□□□□□□□□ → □□□□□□□□□ □□□□□□□□□   ナ→→→ナ□□□□ ナ ナレーション 白紙が続いた姉の日記は、また綴られ始める・・・ 今まで光璃とは知らずに過ごしてきた日々も含めて日記を書き始めた ずっと一緒にいられるようにと思いを日記に込めながら・・・ しかし、琉姫は記していた・・・ 「なぜ、光璃は廃棄されたのに存在しているのだろう」と・・・ それは光璃が廃棄される夜まで遡る・・・ −−−−−−−−−−−−−−−− ↓舞台本編 最終章 −−−−−−−−−−−−−−−− ▽水島と光璃 舞台左からIN 水島 すまないな 出来ることならあの子のそばにいてほしかったんだが このままではお前たちホムンクルスたちが悪用されてしまうのだ 光璃 分かっています 成功体である私の存在は危険なのですね・・・ 水島 ・・・そうだ (間をあける) 光璃  だったらどうして私を・・・ ・・生み出したりしたのですか 水島 ・・・ 光璃 ごめんなさい・・・ 水島 光璃・・・ それじゃ、生命研究室へ行こうか 光璃=数歩歩いてから発言 光璃 ねぇ、父さま 私がもし生まれ変われるとしたら また、お姉ちゃんと一緒に過ごせるかな? 水島 ・・・過ごせるといいな 光璃 うん・・・     私、人として生まれたかった・・・ 水島  ・・・ 水島と光璃=舞台右にOUT     妹は人形になって登場合図があるまで遠くで待機 ▽父は少し間をあけてから舞台右からIN 水島 これで全て終わったんだな・・・ しかし、本当にこれで良かったのだろうか・・・ これでは私のしていることは奴らと同じでは・・・ ▽合図をして人形は客席下から発言 光彩 この姿はいったい・・・ >発言したら、舞台右そでに移動してから舞台にIN 光彩 父様・・・ 水島 お〜、体の調子はどうだい? 光彩 私は廃棄されたはずじゃ・・・ 水島 エモ /… あぁ、不完全な体は廃棄したよ 今のお前には人間の組織体を取りいれた いわば理想のホムンクルスと言えよう 光彩 人間の組織体? 水島 まぁ、お前にはまだ難しいかもな・・・ 光彩 それじゃ・・・、それじゃもしかして・・・     この姿でまたお姉ちゃんと過ごせるの! やったぁ〜 水島 光璃、聞きなさい・・・ お前はこれから名前を変えて光彩として生きるんだ 光彩 え、なぜ・・・? 水島 ホムンクルス研究を悪用しようとする奴らが現れた 今、光璃が存在しているのは危険なのだよ 光彩  ・・・ 水島  それに、もしかしたら琉姫にも危害がいくかもしれない     あの子は私の1人娘だから・・・ 光彩 お姉ちゃんに!? 水島 そうだ 頼む!あの子を守ってやってくれ     あの子は私の大事な・・・ 光彩 お姉ちゃんを守る・・・     父様、本当はお姉ちゃんが好きなんだね 水島 ・・・     辛いかもしれないがよろしく頼む 光彩 はい、父様 水島 さぁ、行こうか・・・ >ナレーションは1歩舞台に上がり、舞台中央右に移動しつつ語りを始めてください □□□□□□□□□   □□□□□□□□□  □□□□□□□□□ → □□□□□□□□□ □□□□□□□□□   □□□□□□□□□ □□□□□□□□□ → □□□□□□□□□ □□□□□□□□□   ナ→→→ナ□□□□ ナ ナレーション そして、琉姫は光璃と再会した・・・ 父は願った・・・ 全てはホムンクルスたちの未来のために どんなに離れていても愛する娘のために いつまでも幸せであれと・・・ さてと、私の語りはこれで終わりです この後2人はどうなったのか・・・ それはこの日記にはこれから綴られること・・・ ▽オペラ仮面を外す 琉姫、私の大事な娘・・・ 私はあなたをこの世界からずっと見守っていますよ・・・ ナレーションは社に戻る [終幕] みなさま長い間、ご観劇ありがとうございます。 予定よりもずいぶん長くなってしまいましたが 1周年記念公演ということで妥協はしたくないということもあり このようになってしまったことを深くお詫びするとともに ご観劇ありがとうございました 感想などをHPに書き込みしてもらえれば、今後の参考と励みになりますので お気軽にお書き下さい^^ "アドレスはhttp://aile.parfait.ne.jp/です それと当劇団では、ただいま第6期メンバーを募集しております。 興味のある方はHPの団員募集欄を確認のうえ 私にwisかBBSに書き込みをお願いします。 プロンテラ行きの送迎ポタを団員が出しますので ご利用される方はどうぞお乗り下さい^^ それでは、今日はご観劇ありがとうございました。 夜も更けていますので、気を付けてお帰りください