演目名『REVEBGE OF THE ASHES GIRL』 配役(メインキャストのみ) ・シンデレラ: 陽菜 or Fluorite ・継母   : 柊 琉姫 ・おねいさん: ビターチョコ ・魔法使い様: ジェット・エンデューロ or sek@n ・王子様  : 水島 和夫 or ドナルドクック ・語り部  : 未定  動き、台詞、エモはあくまで一例です。 細かい動きなどは各自のアドリブにお任せします。 ------------------------------------ ルキ 本日は劇団うたかた月夜の公演にお越し頂き、誠に有難うございます 今宵、皆さまをココではない別の世界へと誘いましょう… この世界には、いくつか守らなければならない決まりがございます… ぜひともお守りくださるようお願い申し上げます… まず 1.この世界ではオープンチャット解禁です。 ツッコミなどは発言してもらっても構いませんが モラルを守って発言するようお願いいたします。 2.ペコ、鷹をお持ちの方は左右もしくは出来る後方へとお回り下さい この世界にはペットを連れていくことが出来ません… 可愛いペットのためにも卵に戻すようお願いします 3.これから誘う世界は不安定なので、時々動きが止まることがありますが 落ち着いて観劇してください 4.スタッフ以外の人が現れてもそれは目の錯覚です 5.最近、この世界のモンスターが凶暴化し突然の襲撃が多発しております   襲撃された際には殲滅にご協力下さいm(_ _)m 6.モンスターの襲撃に伴った便乗テロ枝はお控えください 以上の事を守らないと、現実に戻されてしまいますのでご注意下さい お待たせいたしました それでは、劇団うたかた月夜プレ公演 ACT1.5「本当は怖いうたかた童話 第1弾」 「REVENGE OF THE ASHES GIRL」の始まりです -------------------------------------- 語り部:  昔々のことでございます       グラストヘイムのお城が廃墟になるず〜っと以前のお話       プロンテラの城下町にシンデレラという       不幸を絵に描いたような娘がおりました…… (継母、舞台左から登場。中央より少し左で立ち止まる) □□□□□□□□□□□ □□□□□□□□□□□ □□□継□□□□□□□ ―――――――――――     客席 (継母、/キョロキョロエモ) 継母:        シンデレラ! どこにいったの、シンデレラ!! (シンデレラ、舞台右から登場。中央で立ち止まる) (継母とヒトマス空けた位置) □□□□□□□□□□□ □□□□□□□□□□□ □□□継□シ□□□□□ ―――――――――――     客席 シンデレラ:     は、はい、お母様…… 継母:        つ〜〜〜〜っ、ふっ!!  (ふっ!! のところで/ふんエモ) 継母: まだ埃が残ってるわよ!!            チリ一つ残すなってあれほど言ったでしょう!? (継母、/e1(怒ったぞ)エモ) シンデレラ:     ご、ご、ごめんなさい、お母様…… (シンデレラ/汗かきエモ) (おねいさん、舞台右から登場。シンデレラとヒトマス空けた位置で立ち止まる) □□□□□□□□□□□ □□□□□□□□□□□ □□□継□シ□お□□□ ―――――――――――     客席 おねいさん:     シンデレラ、シンデレラ!! シンデレラ:     は、はいっ、お姉様… おねいさん:     庭の草刈りはどうしたの!?             それと年末の買い出しは!?            ペットのエドガに餌はやったの!? (おねいさん、/e1エモ) シンデレラ:     は、はいいっ、ただいま…… (シンデレラ、/汗かきエモ) 継母:        10分で済ませるのよ! 良いこと!? おねいさん:     遅れたら、アンタがエドガの餌だからね! (継母&おねいさん、/クスクスエモ) (継母&おねいさん、舞台左から退場) (シンデレラ、舞台中央に座る) □□□□□□□□□□□ □□□□□□□□□□□ □□□□□シ□□□□□ ―――――――――――     客席 シンデレラ:     うううっ……ひっく、ひっく…… (/えーんエモ) シンデレラ:     お父さんが天に召されてからはや5年…            新しいお母様とお姉様は私をいぢめてばかり…            ううっ、ぐすっ……            なんて不幸なんでしょう……よよよよ 継母:        さっさとおし! この灰被り!! (継母、舞台左端に現れ、シンデレラを罵り退場) □□□□□□□□□□□ 継□□□□□□□□□□ □□□□□シ□□□□□ ―――――――――――     客席 シンデレラ:     は、は、はいっ。ただいま…… (シンデレラ、舞台左に退場) 語り部:       とまあ、こんな感じでこき使われていたわけで御座います            そして月日は流れ、12月24日のクリスマスイブ            例年、その日はプロンテラ城は一般に開放され、            大広間において盛大なダンスパーティが開かれるのでし。            一般公開の名の通り、貴族階級の人々だけではなく、            平民階級の者たちも参加することが出来るのです 語り部:       しかも今回は、時の国王陛下のご子息……            まあ、いわゆる王子様ですな            王子様がダンスパーティに参加することになっており、           しかも当局の掴んだ有力な情報筋によると、            なんと、王子様のお后探しも兼ねているとの事             そんなわけで、年頃の娘たちは精一杯着飾り、            「玉の輿」という一縷の望みを夢見、            ダンスパーティに出かけるのでした            当然、この家でも……            (舞台中央で観客に背を向けている継母。継母は完全に後ろを向いており、  客席からは顔が見えない状態。その斜め後ろにおねいさん) □□□□□□□□□□□ □□□□□□継□□□□ □□□□□お□□□□□ ―――――――――――     客席 おねいさん:     お母様……。            もうすぐダンスパーティが始まってしまいますわ 継母:        わ、わかってるわよ!            う〜ん…お化粧のノリがイマイチ…… 継母:        …            ……            ………            よしっ! 出来た!! (継母、/あははエモを出し、おねいさんのほうに振り返る) (ゴブ仮面を被る。どれでもOK) (おねいさん、/ショックエモ) おねいさん:     (うおっ! な、なに、このクリーチャーは…?) (ノーマナーだわ! 現代美術の醜さだわ!!)     継母:        さっ。いきましょう、娘や (継母/うれしいエモ) おねいさん:     え、ええ、お母様……            (BANされなきゃいいけど……) 継母:        シンデレラ! シンデレラ! (シンデレラ、舞台左から登場) □□□□□□□□□□□ □□□□シ□継□□□□ □□□□□お□□□□□ ―――――――――――     客席 シンデレラ:     は、は、はいっ。お母様…… 継母:        私たちは出かけてくるからね            しっかりと留守番してるんだよ! シンデレラ:      はい、お母様…… (シンデレラ、/汗かきエモ) おねいさん:     掃除もきちんとしておくのよ!             ちょっとでも埃が残っていたらスタンバッシュよ! シンデレラ:     はい、お姉様…… (シンデレラ、/汗かきエモ) 継母:        分かったら、さっさとお行き!! シンデレラ:     …… おねいさん:     何突っ立ってんのよ。邪魔よ、邪魔!! (シンデレラを突き飛ばすおねいさん。攻撃スキルを使用) シンデレラ:     キャッ……!! (座り込むシンデレラ。/えーんエモ) (継母&おねいさん、/うれしいエモを出しながら舞台左から退場) (シンデレラ、舞台中央でしゃがみこむ) □□□□□□□□□□□ □□□□□□□□□□□ □□□□□シ□□□□□ ―――――――――――     客席 シンデレラ:     ううっ……。何で私ばかりこんな目に…            なんて不幸で可哀想な私…よよよ (魔法使い様、シンデレラのヒトマス空けた後ろにポタで出現) □□□□□魔□□□□□ □□□□□□□□□□□ □□□□□シ□□□□□ ―――――――――――     客席 ???:       おい、貴様 ???:       シンデレラというのは貴様か? シンデレラ:     だ、誰ですか…? ???:        質問に答えろ! 貴様はシンデレラかっ!? シンデレラ:     は、はいいいっ。シンデレラですっ!! ???:       ふざけるな! 大声を出せ!             台詞の前と後に「サー」と言え! シンデレラ:      サ、サー! シ、シンデレラでありますっ!! サー! シンデレラ:     あ、あなた、誰なんですか? ???:       俺は通りすがりの海兵隊員……            もとい、魔法使い様だ シンデレラ:     魔法使いさん……? 魔法使い様:     そうだ (魔法使い様、シンデレラに隣接。シンデレラの目を覗き込むという動作) □□□□□□□□□□□ □□□□□魔□□□□□ □□□□□シ□□□□□ ―――――――――――     客席 魔法使い様:     じーーーーー…… シンデレラ:     な、なんですか……? 魔法使い様:     ふん…            負け犬の目だな。俺の見込み違いだったか (魔法使い様、/ふんエモ) シンデレラ:      い、い、い、いきなりなんですかっ!?            人の家に勝手に上がりこんだ挙句、            そ、そんな失礼なことを……!! (シンデレラ、/e1エモ) シンデレラ:     騎士団に通報しますよ!?            いったい、何をしに来たんですか!? 魔法使い様:      俺は全世界の不幸な人々に、            魔法によって救済を与えることを任務としている シンデレラ:      きゅ、きゅうさい……?            不味〜い! もう1杯! (シンデレラ、/ふんエモ) (魔法使い様、/ショックエモ) 魔法使い様:     違うわっ、このドアホ!! (シンデレラ、/お金エモ) シンデレラ:     で、でも、救済ってことは……            私を助けてくれるんですね、そうですね!?            早く助けてください! ダンスパーティが!            王子様が! 温かい料理が私を待っているんです!            早くドレスを! かぼちゃの馬車を!            早く、速く、はやく、ハヤク……!! 魔法使い様:     ええい! やかましいわっ!! (スキルを使う魔法使い様。その場に座り込むシンデレラ) シンデレラ:      ううっ。ひ、ひどい……            み、見知らぬ男の人に乱暴を……            私はなんて不幸なの……            このままボロボロになるまで弄ばれて、            キタの国にでも売り飛ばされるんだわ…よよよよよ 魔法使い様:     ひ、人聞きの悪い…… (魔法使い様、/汗エモ) 魔法使い様:     いいか! 今のままでは貴様はただの灰被りだ!            ルーンミッドガルドで最下等の生命体だ!            道端に落ちているゼロピーを掻き集めた値打ちしかない!! シンデレラ:     ううううう……            そ、そんな事言われたって……            私みたいなカワイソーな女の子に            いったい、何が出来るって言うんですか…? 魔法使い様:     出来る出来ないの問題ではないっ!!            貴様は、現状を打破するためにいったい何をした!?            ことあるごとに、そうやって嘆き悲しむだけだったろう!!            悲劇のヒロイン気取りか! ええ!?                       シンデレラ:     ……わ、私だって 魔法使い様:     む…? シンデレラ:     私だって、あいつらをどーにかしたいわ!            お父様の残してくれた家や遺産を食いつぶすだけの年増女!            腰巾着の連れ子の小娘!            私だって…追い出したいわよぉ…… (シンデレラ/えーんエモ) 魔法使い様:     ……まだ腐り切ってはいないようだな            よろしい。貴様にチャンスをやろう            それを生かせるかどうかは貴様次第だがな シンデレラ:     ほ、ほ、本当ですかっ!? 魔法使い様:     うむ! これを見ろ!! (魔法使い様、長い武器(剣、杖など)を落としてすぐ拾う) シンデレラ:      なななんですか〜!? そのライフルみたいなのは〜!? 魔法使い様:      「ライフル」ではないっ!            「ライホゥ」だっ! 発音がなっておらんぞ貴様!            これは魔法の銃器「シャーリーンM14」だっ!             この銃口から吐き出される魔法の弾丸受ければ、            お前は強靭に生まれ変わることが出来るのだ!! シンデレラ:     そ、そんなので撃れたら、死んでしまいます! 魔法使い様:      大丈夫だ! なにしろ、魔法の弾丸だ!            今までに誰一人死んだことは無い!! シンデレラ:     ほ、本当ですか……? 魔法使い様:     うむ!             っていうか、人間に使うのは初めてだけどな! シンデレラ:     え、えええええっ!!? 魔法使い様:     いいか!? 行くぞ!! 歯ァ食いしばれ!! シンデレラ:      きゃーーーーーー!? (逃げ回るシンデレラ。追い掛け回して撃つ魔法使い様) (観客に見える範囲で2回ほど舞台を回り、中央に立ち止まるシンデレラ) (立ち止まったシンデレラに攻撃スキルを使う魔法使い様) シンデレラ:     こ、これは……!! (シンデレラ、新婚の思い出を使用) 魔法使い様:     その格好ならば、ダンスパーティにも出られるだろう? シンデレラ:     は、はいっ。ありがとう御座いますっ!! 魔法使い様:     だが、魔法の効果は夜中の0時までだ!            それを過ぎれば、お前は元の姿に戻ってしまう! シンデレラ:     じ、時間制限あるんですか……? 魔法使い様:     その限られた時間内で、自分に出来るベストを尽くすのだ!           さあ、行け! (馬牌を落とす。シンデレラそれを拾う) シンデレラ:     はいっ。行ってきます!! (馬牌を使って舞台右から退場) 語り部:      さてさて、一方のプロンテラ城では           ダンスパーティは佳境を迎えようとしていました           主役である王子様は、なぜかあまり楽しそうではありません           煌びやかに着飾った娘たちが大勢居るにもかかわらずです           いったいなぜなんでしょう? (舞台中央に継母、おねいさん、王子様) おねいさん:    殿下……           1曲踊ってくださいませんか……? □□□□□□□□□□□ □□□□王□□□□□□ □□□□お継□□□□□ ―――――――――――     客席 王子様:      ん、ああ。スマンな           気分が乗らんので他を当たってくれぬか (おねいさん、/えーんエモ) 継母:       で、では私が…… 王子様:      ひいっ!?           お、おのれ、物の怪めっ!!           (ぽちっ) 継母:       へっ? 「ぽちっ」?           あ、あーーーーーれーーーー!? (継母ハエ飛び。落とし穴に落ちたという演出) おねいさん:    お、お、お、お母様!? (シンデレラ、舞台右から登場) □□□□□□□□□□□ □□□□王□□□□□□ □□□□お□□□□□シ ―――――――――――     客席 シンデレラ:    はあはあはあ……           や、やっと着いたわ…… 王子様:       お、おおう……           あの人は……           ブラボー…!! おお、ブラボー…!! (王子様、/e3(ドキーン)エモ) 王子様:      に、似ている……           ママンに似てる……           麗しい瞳、優雅な物腰、そしてあの女神のような表情… 王子様:       邪魔だ、オラッ!! おねいさん:     きゃあっ!? (王子様、おねいさんを突き飛ばして、シンデレラの元に駆け寄る) (おねいさん、王子様に突き飛ばされた後、舞台左から退場) □□□□□□□□□□□ □□□□□□□□□□□ □□□□□□□□□王シ ―――――――――――     客席 王子様:       お美しい方、どうか私と踊ってくれませんか? シンデレラ:     え、ええ。光栄ですわ殿下…… (王子様&シンデレラ、舞台中央に移動。互いに向き合っている格好) □□□□□□□□□□□ □□□□□□□□□□□ □□□□王シ□□□□□ ―――――――――――     客席 王子様:       ああ、本当にお美しい…            亡き母上の若かりし頃にそっくりだ……            (ああ、ママンのカホリが……) シンデレラ:     は、はあ……こ、光栄です            (お、王子ってマザコンだったの……?)            (しかも、なんかガキっぽいし……) (王子様&シンデレラ、ダンスを踊る。ダンスの動きは考え中……) □□□□□□□□□□□   □□□□□□□□□□□   □□□□□□□□□□□ □□□□□□□□□□□ → □□□□□シ□□□□□ → □□□□シ□□□□□□ □□□□王シ□□□□□   □□□□王□□□□□□   □□□□□王□□□□□ ―――――――――――   ―――――――――――   ―――――――――――     客席            客席            客席                                  ↓ □□□□□□□□□□□   □□□□□□□□□□□   □□□□□□□□□□□ □□□□□□□□□□□ ← □□□□王□□□□□□ ← □□□□□王□□□□□ □□□□王シ□□□□□   □□□□□シ□□□□□   □□□□シ□□□□□□ ―――――――――――   ―――――――――――   ―――――――――――     客席            客席            客席     ↓ □□□□□□□□□□□   □□□□□□□□□□□ □□□□□□□□□□□ → □□□□□□□□□□□ □□□王□□シ□□□□   □□□□王シ□□□□□ ―――――――――――   ―――――――――――     客席            客席      (12時の鐘がなる。PTに入っていないアコ系のキャラがエンジェラスを12回使用) シンデレラ:     い、いけない……!!            0時の鐘が……!! (シンデレラ、舞台右から退場) 王子様:       ああっ!! 待って、待ってくれ……!! (王子様、シンデレラを追って舞台右から退場) (シンデレラ、舞台右から再登場し、舞台中央まで移動) □□□□□□□□□□□ □□□□□□□□□□□ □□□□□シ□□□□□ ―――――――――――     客席 シンデレラ:     きゃっ!! (シンデレラしゃがむ。転んだという演出。その際にガラスの靴を落とす) シンデレラ:     きゃっ、魔法が……。 (シンデレラリログ。元の姿に。リログ後、舞台左から退場) (シンデレラ退場後、王子様舞台右から再登場。中央まで移動) □□□□□□□□□□□ □□□□□□□□□□□ □□□□□王□□□□□ ―――――――――――     客席 王子様:      くっ!見失ってしまったか……!!           ……おや? (王子様、/あははエモ) 王子様:      こ、これは…… (王子様、ガラスの靴を拾う) 王子様:      こ、この靴は、あの娘の……!!           ああ、ママンのぬくもりが…… (王子様、舞台右から退場) 暗転 語り部:      そして翌日のことでございます           王子様の名で国中にお触れが出されました           ダンスパーティに現れた謎の美少女が履いていたガラスの靴           それを履くことが出来た女性を后に迎えるというものでした           そのお触れに国中はてんやわんやです           纏足用の靴を履いて無理やりサイズを合わせようとする娘まで           出る騒ぎとなりました           どこの世界、どこの国でもお上のやることは迷惑至極で御座います           そんな中、王子様自ら、未来のお后をを探して、           国中の年頃の娘の居る家々を訪ね歩きました           そして、ついに王子様はシンデレラの家にやって来ました (画面中央に継母&おねいさん、向かい合うようにして王子様) □□□□□□□□□□□ □□□□お□王□□□□ □□□□継□□□□□□ ―――――――――――     客席 (おねいさん、王子の前に進み出て靴を履く) □□□□□□□□□□□ □□□□□お王□□□□ □□□□継□□□□□□ ―――――――――――     客席 おねいさん:     ちいいいいいっくしょおおおおおおおお!!!! (おねいさん、元の位置に戻り、今度は継母が靴を履く) □□□□□□□□□□□ □□□□お継王□□□□ □□□□□□□□□□□ ―――――――――――     客席 継母:        きいいいいいいい!! くやしいいぃぃ!!!! (継母、元の位置に戻る) 語り部:       継母とおねいさんはガラスの靴を履いてみますが…           当然サイズが違い、履くことが出来ません 王子様:       はて…           この家にはもう一人女の子がいたはずだが…? 継母:        シンデレラ? ああ、あの娘は無理ですよ おねいさん:     そうですよ。何しろ灰被りですから。オホホホホホ…… 王子様:       この国のすべての娘に試さなければ意味が無いのだ            その娘を呼んできたまえ! おねいさん:     わかりました。お待ちを…… (おねいさん、舞台左に退場) (おねいさん、シンデレラと共に舞台中央へ) □□□□□□□□□□□ □□□シお□王□□□□ □□□□継□□□□□□ ―――――――――――     客席 おねいさん:    連れてきました。 シンデレラ:    …… 王子様:      お、おお、おおお……           ママン、ママン……           と、とにかく、この靴を履いてみるのだ! (シンデレラ、王子様と隣接。おねいさんは、ヒトマス後退) □□□□□□□□□□□ □□□お□シ王□□□□ □□□□継□□□□□□ ―――――――――――     客席 シンデレラ:    ……はい。 (王子様、靴を落とす。それを拾い、しばらくしてから靴を捨てるシンデレラ) シンデレラ:     ダメです。入りませんでした…… 王子様:       な、なんと…… (王子様靴を拾い、/えーんエモを出しながらゆっくりと舞台右に退場) 暗転 (舞台中央に継母とおねいさん) □□□□□□□□□□□ □□□□□お□□□□□ □□□□継□□□□□□ ―――――――――――     客席 継母:        ああ娘や。シンデレラを見なかったかい?           あの娘、掃除もしないで行方が知れないんだよ!! おねいさん:     私も探していたところです            買出しも草刈りも放り出して、いったいどこに…… (シンデレラ、舞台右から登場。舞台中央で二人と向き合う) □□□□□□□□□□□ □□□□お□シ□□□□ □□□□継□□□□□□ ―――――――――――     客席 シンデレラ:     あら、お母様、お姉様           お揃いですのね。丁度良かったわ 継母:        なにが「丁度良かった」だい!          いったい、どこで油を売っていたの!? おねいさん:     まったくよ! 草刈りと買い出しはどうしたの!? シンデレラ:     うふふふふふふふ…… (シンデレラ/クスクスエモ) (継母&おねいさん、/ショックエモ) (シンデレラ、長い武器(剣か杖)を落としてすぐ拾う) 継母:        な、な、なんだい、そのライフルみたいなのは…? シンデレラ:     お母様…「ライフル」ではありませんわ…            「ライホゥ」です。発音がなっておりませんことよ?            うふふふふふふふ……        おねいさん:     なによ、この子……目が、目がヤバイわ…… シンデレラ:     うふふふふふふふ……            これは、さる高名な魔法使い様にお借りした、            魔法の銃器「シャーリーンM14」ですわ…… 継母:        ま、ま、まさか…… おねいさん:     そ、そ、それで私たちを…… シンデレラ:     うふふふふふふふふふふふ……!! ヒャッハー!!!!! (攻撃スキル、FWのスクロールなどで二人を攻撃) (継母とおねいさんは悲鳴を上げながら舞台左に退場) (それを追いかけてシンデレラも退場) (FWの効果が消えたところで魔法使い様、舞台右から登場。中央で立ち止まる) □□□□□□□□□□□ □□□□□□□□□□□ □□□□□□魔□□□□ ―――――――――――     客席 魔法使い様:      む。始まったか…… (シンデレラ、舞台左から登場。魔法使いとヒトマス空けた位置で停止) □□□□□□□□□□□ □□□□□□□□□□□ □□□□シ□魔□□□□ ―――――――――――     客席 シンデレラ:      あ、魔法使い様…… 魔法使い様:      どうやらカタがついたらしいな シンデレラ:      はい。お陰で不当に当家を占拠していた             盗賊どもを追い払うことが出来ました (シンデレラ、/うれしいエモ) シンデレラ:      お借りした、この「シャーリーンM14」のお陰です 魔法使い様:      だが良かったのか?             お前は玉の輿にのる事も出来たのだぞ? シンデレラ:      いいんです。この前の魔法使い様の言葉で目が覚めました                 私は自分で嘆いているだけで何もしないだけの負け犬でした             こうして、お父様の残してくれた家も取り戻せたし……             これ以上望むものなどありません             これからは…自分の足で立ちます 魔法使い様:      ふっ。たしかに、以前とは目の輝きが違うようだな            (魔法使い様うんうんエモ) シンデレラ:      魔法使い様は、これからどこへ……? 魔法使い様:      俺は再び旅に出る             世界には、まだまだ不幸な人々が助けを求めているからな             では、さらばだ…… (シンデレラに背を向ける魔法使い様) シンデレラ:      ま、待ってください! (振り返る魔法使い様) シンデレラ:      せめて、お名前を…… 魔法使い様:      俺に名は無い……            俺たち魔法使い様は、コードネームで呼ばれている シンデレラ:      コードネーム……ですか? 魔法使い様:      俺のことはこう呼ぶがいい             マジカル・ガナリー・サージャント(魔法の先任軍曹)と! シンデレラ:      マジカル・ガナリー・サージャント様…… 魔法使い様:      ではな。達者で暮らせ             宿題やれよ。歯磨けよ シンデレラ:      魔法使い様もお気をつけて…… (向かい合って別れの挨拶をしている背後を王子様が走っていく) 王子様:       うわーーーーん!! ママーーーーーーン!!! ----------------------------- ルキ 王子が探しているママンはいったいどこに行ってしまったのか この後、王子が全世界にママンを指名手配したかどうか… みなさんのご想像にお任せいたします。 さて、今回はこのようなメンバーで行いました。 メンバーは舞台へどうぞ みなさま長い間、ご観劇ありがとうございます。 延期延期で待ち望んでいた方には申し訳ありませんでしたが こうしてプレ公演を行うことが出来ました。 うたかた月夜初のシンデレラパロディ、いかがだったでしょうか。 誰もが知っている話だけに、楽しんでいただければなによりです。 感想などをHPに書き込みしてもらえれば、今後の参考と励みになりますので お気軽にお書き下さい^^ "アドレスはhttp://aile.parfait.ne.jp/です それと当劇団では、ただいま第5期メンバーを募集しております。 興味のある方はHPの団員募集欄を確認のうえ 私にwisかBBSに書き込みをお願いします。 プロンテラ行きの送迎ポタを団員が出しますので ご利用される方はどうぞお乗り下さい^^ それでは、今日はご観劇ありがとうございました。 夜も更けていますので、気を付けてお帰りください